ここから本文です

<台風10号>被災の道の駅 GW前に全面再開

河北新報 4/21(金) 11:14配信

 昨年8月の台風10号豪雨で被災した岩手県岩泉町乙茂(おとも)の道の駅「いわいずみ」が20日、営業を全面再開した。大型連休を前に、年間15万人が訪れる町の観光拠点が復活した。

【写真特集】豪雨で水没、水が噴き出す龍泉洞

 レイアウトを変更し、土産物や産直の販売コーナー、特産の短角牛を使ったハンバーグを提供するレストランを新装。喫茶スペースを新たに設けた。復旧費用は約1億6800万円。町が全額負担した。

 道の駅は、台風豪雨で近くを流れる小本(おもと)川が氾濫して床上まで浸水した。泥や流木が流れ込んで営業中止に追い込まれたが、昨年11月に売店の一部で仮営業を始めた。

 営業の全面再開に当たり、伊達勝身町長は現地でのセレモニーで「たくさんの支援を受けて連休前の再開にこぎ着けた。町が未来に向けて進むスタートになる」とあいさつ。再開を待っていた住民らが大勢詰め掛けた。

 岩泉ヨーグルト、岩泉牛乳ラーメンなど製造元が被災したために提供できない看板商品もあるが、順次復活させる。

 茂木和人総括支配人は「災害で有名になってしまったが、これからは食や景色といった岩泉本来の魅力を発信していきたい。作り手の見える良い物をそろえたい」と話した。

 営業は売店が午前8時半~午後6時。レストランが午前11時~午後5時、喫茶スペースが午前9時~午後5時。年中無休。

最終更新:4/21(金) 14:41

河北新報